学校の運動部活動・文化部活動に係る活動方針
愛媛県立宇和島東高等学校
スポーツ庁が平成30年3月に策定した「運動部活動の在り方に関する総合的なガイドライン」及び「愛媛県の運動部活動の在り方に関する方針」、並びに文化庁が平成30年12月に策定した「文化部活動の在り方に関する総合的なガイドライン」及び「愛媛県の文化部活動の在り方に関する方針」に則り、本校の運動部活動・文化部活動(以下「部活動」という。)の在り方に関する方針を以下のように定める。
1 活動計画及び活動実績
(1) 部活動顧問は、年間の活動計画並びに毎月の活動計画及び活動実績を作成し、校長に提出する。
(2) 校長は、毎月の活動計画及び活動実績の確認等により、各部活動内容を把握し、生徒が安全にスポーツ活動、芸術文化等の活動を行い、教師の負担が過度とならないよう、適宜、指導・是正を行う。
(3) 本活動方針と上記で作成した年間の活動計画をホームページで公開する。
2 適切な休養日の設定
部活動における休養日及び活動時間については、本校の生徒や地域の実態及び競技の特性や活動環境、学校運営の実情等を考慮し、以下のように定める。
(1) 年間平均で、週当たり2日程度の休養日を設ける。(平日は1日、土曜日及び日曜日(以下「週末」という。)は、年間平均として1日程度を休養日とする。
(週末に大会・練習試合等で活動した場合は、休養日を他の日に振り替える。)
(2) 部活動以外にも多様な活動を行うことができるよう、1週間程度の休養日(オフシーズン)を設ける。
(3) 平日の活動時間は、19時(年間を通して平均2時間程度)までとする。時期・実情に応じて延長の場合もありうる。学校の休業日の通常の活動時間は、年間を通して平均3時間程度とする。(練習試合等特別な場合は、除く。)
3 生徒のニーズを踏まえた環境の整備
多様な生徒のニーズに応えるため、社会体育で継続的に活動している生徒が各種大会等への参加を希望する場合、その活動状況を考慮し、参加ができるよう顧問を配置し、本校にある部活動と同様の取り扱い(参加申込み・引率等)を行う。
また、生徒の芸術文化等の活動の機会が損なわれることがないよう、複数校の生徒が参加する合同部活動等の取組を推進する。
4 適切な指導の実施
部活動の実施に当たっては、生徒の心身の健康管理、事故防止及び体罰・ハラスメントの根絶を徹底する。また、熱中症事故防止の観点から、気象庁・環境省等の情報に十分留意し、気温・湿度などの環境条件に配慮した活動を行う。
その際、活動時間の変更や活動の中止等も視野に入れて、柔軟に対応する。