【防災地理部】「伝えること」で一歩を踏み出す―東北視察市民報告会―
2023年9月5日 17時00分
令和5年9月4日(月)南海トラフ巨大地震などの大規模災害に備えたまちづくり「事前復興」の取組に関するキックオフイベントが宇和島市役所大会議室で開催されました。
その中で、7月25日~28日「避難と復興のまちづくりを学ぶ東北研修」に参加した4名が参加者に向けた研修報告を行いました。発表者の4名は本校で防災や事前復興に関する研究や取組を行う有志「防災地理部」として活動しています。「私たちが見て、知って、感じたこと、考えたこと」と題し、被災した学校やそのとき起きたことから考える「避難」、多様な防潮堤の形態からまちづくりの選択を考える「復興」を軸としながら現地での見聞きしたことを報告しました。最後は自分たちの言葉で感じたこと、考えたこと、自分に起きた変化について語り、報告のまとめとしました。
発表後は基調講演を行った東京大学羽藤英二教授、ツアープランを企画いただいた愛媛大学山本浩司教授をはじめ、参加者の皆様から御感想や励ましの言葉をいただきました。「自分事」として考える防災や事前復興をまずは宇東生自身が実践できるよう今後も取り組んでいきたいと思います。