

アメリカのブラウン大学より地球環境惑星科学科上席研究科学者としてご活躍の廣井孝弘先生が来校され、2年生理数科・普通科理系生徒、3年生普通科文系の生徒を対象に講義を行ってくださいました。


廣井先生は、日本の惑星探査ミッション「はやぶさ・かぐや・はやぶさ2」に共同研究者として参加されました。第1部では「世界の惑星科学50年の謎を解決した日本の小惑星探査機はやぶさ・はやぶさ2」と題し、廣井先生の長年にわたる研究と「はやぶさ計画」との関わりを中心に、隕石や小惑星「いとかわ」から採取した試料の分析結果が持つ意味についてご講義いただきました。第2部では「地球と月がある太陽系の神秘と未来の科学による世界平和」と題し、科学の未来について多くの問を投げかけてくださいました。
生徒たちは科学が創る未来と自分自身の未来を思い描きながら、世界の舞台で活躍されている方の見方・考え方について貴重お話を伺うことができました。
短い帰国期間の中で、本校にお越しいただきました。本当にありがとうございました。
9/9(火)5限~7限目にかけて愛媛大学より向 平和先生、岩崎 智之先生、増田 晴造先生にお越しいただき出張講義「科学実験入門」を行っていただきました。向先生には「生物的領域の研究における統計処理の基本」という内容で、表計算ソフトを活用しながら、T検定などを利用した有意差の判定などを丁寧に御指導いただきました。岩崎先生、増田先生には「放射線崩壊に伴う統計誤差の取扱いについて」という内容で、霧箱を用いた放射線の軌跡観察や、ガンマ線を計測するシンチレータを用いた放射線計測などの体験的な活動や、グラフ作成にあたり標準偏差を利用したエラーバーの表示などを教えていただきました。貴重な学びの体験をさせていただきありがとうございました。

8/24(日)に松山市教育研修センターにて開催された日本ESD学会第8回大会に参加してきました。多くの大人に囲まれて発表するという初めての経験の中、生徒たちは1学期の授業から夏休みにかけて準備をした成果を存分に発揮して発表していました。発表後の質疑応答では多くの先生方から質疑・助言をいただきました。ありがとうございました。この発表を通じて得たものを2学期以降の活動に生かしていきたいと思います。



令和7年8月22日(木)「SDGs甲子園2025」(@松山市青少年センター)が開催され、予選を通過した14校が全国から集まりました。宇和島東高校からは3チームが本選のプレゼンテーション審査に進みました。
3年普通科Ⅱ型(文系)
「商店街の空所(Void)から宇和島2040の未来を変える」AKD40(空き家どうする2040年)班
「防災の観点から考える耕作放棄地の利用について」ベジタブルー津島 班
3年商業科Ⅱ型
「県外高校との交流とJR予土線のPR活動を通した住み続けられるまちづくりの提案」
大分・高知交流班


全国から集まった高校生達が、それぞれの社会課題の改善やプランの実現に向かって進めてきた研究の分析結果や成果を発表。持続可能な社会の実現を目指し、特別審査員に加え、高校生同士で互いの研究や取組を審査しました。地域の魅力を生かす、課題と向き合い人とつながる等、共通する部分や新たな視点を見いだし、たくさんの学びを同じ高校生からもらいました。
結果は……
大分・高知交流班 タカラ・レーベン賞(特別協賛企業賞)🏆
AKD40班 新人賞


大分・高知交流班は愛媛・大分・高知の三県にまたがる高校生達の社会課題への取組とつながりが新たなつながりを生む、持続可能な社会の実現に向けたコミュニティーの構築を高く評価されました。取組の歩みを止めず、後輩達がさらに進化させていきます。今後も、宇和島東高校生の挑戦にご注目ください。
発表の様子はSDGs甲子園公式YouTubeでもご覧になれます。
https://www.youtube.com/live/PfrMx-0g7ok?si=aDlglx1LsFuIQod8




令和7年8月21日(木)「SDGs甲子園2025」(@松山市青少年センター)本選通過者交流会に3年生普通科文系生徒4名が参加しました。宇和島東高校からは商業科1班、普通科2班が動画や資料による一次審査を通過し本選出場を果たしました。
明日の最終審査を前に、本日は事前交流会が開催され、全国から50名ほどが集まり親交を深めました。協賛企業による企業の取組からは、SDGs達成に向けた多様な社会課題へのアプローチの方法について学びました。午後からは「SDGsゲーム」を行いながら、持続可能な社会の実現に向けた選択や未来について、仲間と協力しながら考えることができました。
明日は全国から集まった高校生による実践プロジェクトが発表されます。本校参加チームも2年間をかけて取り組んできた課題研究の成果について発表します。多くの方々の心に届く発表になるよう頑張ります。


令和7年8月20日、東大大学院生とオンラインミーティングを通じて、南海トラフ地震による被害を想定したまちづくりに関する、ワークショップを行いました。サポートしていただいているのは東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻都市デザイン研究室の学生の皆さんで、本校の防災教育に継続的に協力していただいています。
商店街やきさいや広場をフィールドとして、まちの事前復興をすすめるプランの実現化を目指すものです。 今回はmiroによる共同編集で、暮らしの中での気づきや、未来の成果についてイメージを具体化させていきました。 次回は宇和島に直接、大学院生が来られて共同研究を進めていきます。宇東×東大の取組に是非、ご注目ください!
令和7年8月8日(金)、2年生理数科・普通科理系7名の生徒が、ロボットアイデア甲子園2025四国大会見学会(@しこちゅ〜ホール)に参加しました。

四国四県から18校74名の生徒が集まり、最先端の産業ロボット11種類を見学、体験しました。精緻な作りや機能に驚きつつ新たな活用の可能性についてアイデアを考えました。

見学会の最後はアイデアシートの作成です。一次審査通過を目指しよりよい明日とその先の未来を創造するロボットをイメージして、具体的にまとめていきました。

ロボットを起点として世界を知る、貴重な時間となりました。説明や体験など御協力いただいた企業の皆さん、ありがとうございました!