避難と復興のまちづくりを学ぶ東北研修②
2023年7月31日 17時14分【7月26日(水)】仙台市若林地区荒浜、女川町、旧大川小学校災害遺構、石巻市雄勝、石巻市北上町
二日目はまず、仙台市平野付近の多重防御による復興のまちづくり学ぶため、基礎の遺構が残る荒浜を訪れました。その後、南予地域と同じくリアス海岸、狭い土地での行われている多様な復興のまちづくりを見るため三陸海岸に移動しました。住民の合意形成による復興の難しさ、大規模な津波防潮堤の実情などについて学びました。
旧大川小学校災害遺構では当日の児童達の動きをたどりながら、災害発生時の行動・判断、複雑に絡まり合う避難の状況について向き合いました。北上町では浦々の高台集団移転がどのように進んでいったのか、住民の中心となって活動されたNPO法人ウィーアーワン北上の代表理事、佐藤尚美さんからお話を伺いました。被災者の合意形成の実態や残したい未来について考え、故郷の荒れ地に杜を再生する平地の杜の活動ついて教えていただきました。また、現地で杜の再生の様子を見学し、非可住地域となった土地の未来について考えました。