未来につなげ!「トキワバイカ*プロジェクト」(生物部)
2024年4月20日 16時04分長年、宇東生物部が調査・研究を進めるトキワバイカツツジ(絶滅危惧種)は、世界中でただ一か所だけ、宇和島市津島町に自生するツツジで、4月末ごろの数週間しか花をつけません。4月20日(土)、生物部は、その貴重なタイミングで開催されるトキワバイカツツジ観察会及び森林ボランティア活動に参加してきました。里山という場所は、人の手が適度に入らないと荒れてしまいます。生物部は、生態系の多様性維持のため、深く茂ってしまった木々を少しだけ切って、環境を整えるお手伝いをしました。「トキワバイカ*プロジェクト」の方々と一緒にトキワバイカツツジの歴史について学んだり、はかなくも美しく咲く花を観察したりと、とても充実した時間を過ごしました。今回参加した2年生は、初めて現地で直接トキワバイカツツジの花を見て、その感動とともに、この優しい花を守りたいという思いを強く持ちました。宇東生物部は、これからも、宇和島市の固有種の保全活動に積極的に取り組んでいきたいと思います。