STREAM探究Ⅰ 成層圏まで届け!気球で実験
2024年4月23日 14時13分4月23日(火)
2年生のSTREAM探究Ⅰの授業で課題研究を行っています。
ある班は「紫外線による影響」を調べるために成層圏まで気球を飛ばそうとしています。そしてその気球の下にペイロード規定に合うように発泡スチロールを加工しているところです。実験ではその中に粘菌や植物を入れて紫外線による影響を研究する予定です。生徒がチームを組んで主体的に取り組んでいます。
4月23日(火)
2年生のSTREAM探究Ⅰの授業で課題研究を行っています。
ある班は「紫外線による影響」を調べるために成層圏まで気球を飛ばそうとしています。そしてその気球の下にペイロード規定に合うように発泡スチロールを加工しているところです。実験ではその中に粘菌や植物を入れて紫外線による影響を研究する予定です。生徒がチームを組んで主体的に取り組んでいます。
2年生理数科・普通科理系クラス対象の「STREAM(ストリーム)探究Ⅰ」最初の授業が行われました。昨年度「STREAM(ストリーム)探究基礎」で取り組んだ研究内容をさらに深めていく一年間となります。
令和6年4月6日(土)四国地区SSH生徒研究発表会が開催され、本校からは3年理数科・普通科Ⅱ型(理系)21名の生徒が参加しました。会場となった西条高校には四国地区10校から400名を超える生徒が集い、日頃の研究の成果を発表。ポスターセッション形式で行われた本発表会は質疑応答を通した生徒交流の場ともなっています。他校の課題設定や研究手法、論理の組み立て方などから多くの刺激を受けるとともに、質疑の時間には研究を深めるためのヒントや助言をたくさんいただきました。
研究成果や課題、本日いただいたアドバイスをしっかり後輩に引き継いで宇和島東高のリージョナルサイエンスの伝統を築いていきます。
本日の発表内容を含む令和5年度の研究成果についてはHP内のこちらに掲載されています。是非、ご覧ください!
1月25日(木)「えひめスーパーハイスクールコンソーシアムin南予」が南予文化会館で開催され、先進的な活動を行っている県立高等学校等による研究発表や、地域の有識者と高校生による地域活性化をテーマとしたパネルディスカッションが行われました。
1月25日(木)、南予文化会館で行われた「えひめスーパーハイスクールコンソーシアム2023」に、1年生理数科・普通科生徒は会場で、1年生商業科生徒は学校で参加しました。
本校2年生の水田の濁水除去に関する発表のほか、八幡浜高校、八幡浜工業高校、川之石高校、長浜高校、三崎高校、明浜中学校の発表がありました。
地域活性化への高校生ならではのアイデアにあふれていて、互いに刺激を受けたことと思います。今後の課題研究等に向けて、新しい視点から取り組めそうです。
2年生普通科文系クラス「RR(リージョナル・リサーチ)」の授業で、課題研究発表会に向けて準備をしています。一人一台端末を駆使し、発表用のポスターを制作中です。
1月22日(月)海外研修に参加した生徒たちが、校長先生に帰国報告を行いました。
マレーシアのSMKインダプラ1高校から本校に送られたろうけつ染めの記念品を校長先生に渡して、それぞれの生徒が印象的だった出来事や研修について報告を行いました。
校長先生からは、貴重な体験をこれからの自身の学校生活に生かすとともに、本校生徒への波及効果を期待する言葉をいただきました。
3日目の夜はシンガポール市内のレストランで海鮮中華料理を食べ、チャンギ空港から日本へ向けて出発しました。4日目は羽田空港、松山空港を経由し、無事に宇和島東高校まで帰ってきました。あっという間の4日間。4年ぶりの開催となった今回の海外研修では、Flipgridという動画投稿アプリで事前交流をしたり、Zoomを通じて本校生徒もオンラインでマレーシアの高校生と交流したりするなど、さまざまな新しい試みに挑戦することができました。SSH国際性育成事業に関わった2年生理数科・普通科理系の皆さんが、今後もグローバルに活躍する人材になってくれることを期待しています。今回の海外研修の実施にあたり関わっていただいた多くの皆様、本当にありがとうございました。
1月18日(木)、SMK INDAHPURA 1での最後のプログラムは、生物の授業です。日本語、英語、マレー語を読み合う実験を通して、脳の情報伝達に関して学びました。Excelシートの共同編集機能を用いて、各自が自分の読めたタイムを入力し、本校生徒とSMK INDAHPURA 1の生徒のそれぞれの言語が読めたスピードの平均値を出しました。この実験結果から、宇和島東高校の生徒より、マレーシアのSMK INDAHPURA 1の生徒の方が、英語への親和性が高いことが分かりました。1日を通して、あたたかいおもてなしをしていただき、海外と高校生と一日を過ごすという貴重な経験をさせていただきました。
1月18日(木)、SMK INDAHPURA 1での2つ目のプログラムは、数学の授業です。冬休み中に数学の担当の岩村先生が、鳩の巣原理とラムゼーの定理に関する問題の解説動画を作成してくださり、その動画を見ながら、SMK INDAHPURA 1でも、宇和島東高校でも演習問題を解いていきました。2人組を作り、それぞれ赤色と青色のペンを持ち、5点を2人が交互に結んでいき、自分のペンの色で塗られた三角形ができたら勝ちという演習をしました。同色三角形をペアの相手に作らさないようにと、楽しく活動していました。5点の場合と違い、6点の場合は引き分けが存在しないことが今回の授業のポイントですが、宇和島東高校とSMK INDAHPURA 1をZoomでつないで意見交換し、両校に共通して、6点の場合は引き分けが出ないという結果も確認できました。国を越えて意見交換をしながら、同じ数字を用いて学ぶ数学の面白さに気付けた授業となりました。
1月18日(木)、SMK INDAHPURA 1での1つ目のプログラムは、水問題に関するディスカッションです。12月6日にScience Day ①で意見交換した内容を踏まえて、冬休み中にFlipgridでプレゼンテーション動画を再構成してきました。各ブレイクアウトルームで議論した内容をホワイトボードにまとめ、ディスカッションのサマリーとして全体で共有しました。水問題の解決策として、①Perfect Plumbers(他地域からの水の供給方法を考える班)、②Well Washers(水を浄化する方法を考える班)、③Dam Defenders(洪水を防ぐ方法を考える班)の3つの観点から、世界共通の水問題解決に向けて話し合うことができました。
1月18日(木)、海外研修参加生徒がマレーシアのジョホール州クライ郡にあるSMK INDAHPURA 1を訪問しました。正門に着くと、あたたかいお出迎えをしていただきました。開会行事では、学校紹介プレゼンテーションや記念品交換などを行いました。終日を通して、本校2年生理数科・普通科理系もScience Day ② として、オンラインで参加しました。
午後からは東京大学本郷キャンパスでの研修。本校卒業生であり東京大学教授(理学)横山将志先生にご講義いただきました。素粒子の研究、スーパーカミオカンデによるニュートリノの実験やそれらによって解明を目指している内容について説明いただきました。このプログラムについては宇和島東高校理普科1年生HR教室ともつないでオンラインでの実施でした。
宇宙の始まりや目に見えない世界や宇宙の始まりなど、科学の世界の奥深さと規模の大きさに圧倒されました。まだまだ解明されていないことの多い研究分野であり、宇宙の謎に迫る内容に現地にいる生徒からもオンラインで参加している生徒からも様々な質問がありました。横山先生から見方・考え方について丁寧にわかりやすくご回答いただき素粒子の分野について理解を深めることができました。
また、本校卒業生で現在、東京大学博士課程に在籍し、スポーツバイオメカニクスの研究を行っておられる栗山一輝さんにもお越しいただき、座談会を開いていただきました。栗山さんは本校在学中、陸上競技部に所属し都大路駅伝にも2回出場されています。高校での活動が研究者としての今につながっている先輩の話から生徒はたくさんの刺激を受けていました。事前質問では活発な部活動での取組と受験勉強とをどのように両立させていたのかなど、今の高校生活の課題・改善に関するものが多く寄せられました。目標設定や自己管理など、普段不安に思っている点について様々な助言を得ることができました。
大変お忙しい中、このような機会を与えていただき本当にありがとうございました。