R6_SSH活動記録

STREAM探究Ⅰ 成層圏まで届け!気球で実験

2024年4月23日 14時13分

4月23日(火)

2年生のSTREAM探究Ⅰの授業で課題研究を行っています。

ある班は「紫外線による影響」を調べるために成層圏まで気球を飛ばそうとしています。そしてその気球の下にペイロード規定に合うように発泡スチロールを加工しているところです。実験ではその中に粘菌や植物を入れて紫外線による影響を研究する予定です。生徒がチームを組んで主体的に取り組んでいます。IMG_6979

新科目「STREAM(ストリーム)探究Ⅰ」(2年生理数科・普通科理系)の授業が実施されました。

2024年4月16日 19時41分

2年生理数科・普通科理系クラス対象の「STREAM(ストリーム)探究Ⅰ」最初の授業が行われました。昨年度「STREAM(ストリーム)探究基礎」で取り組んだ研究内容をさらに深めていく一年間となります。
 各班とも、これまでの研究内容を振り返り、詳細なを立て、早速実験に取り組んでいました。

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令和6年度 第12回四国地区SSH生徒研究発表会

2024年4月6日 18時39分

令和6年4月6日(土)四国地区SSH生徒研究発表会が開催され、本校からは3年理数科・普通科Ⅱ型(理系)21名の生徒が参加しました。会場となった西条高校には四国地区10校から400名を超える生徒が集い、日頃の研究の成果を発表。ポスターセッション形式で行われた本発表会は質疑応答を通した生徒交流の場ともなっています。他校の課題設定や研究手法、論理の組み立て方などから多くの刺激を受けるとともに、質疑の時間には研究を深めるためのヒントや助言をたくさんいただきました。
 研究成果や課題、本日いただいたアドバイスをしっかり後輩に引き継いで宇和島東高のリージョナルサイエンスの伝統を築いていきます。
 本日の発表内容を含む令和5年度の研究成果についてはHP内のこちらに掲載されています。是非、ご覧ください!
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R5_SSH活動記録

令和5年度 愛媛大学研究室体験研修(1日目)

2023年8月24日 16時44分

8月22日(火)~24日(木)に2年生理数科生徒を対象に愛媛大学研究室体験研修を実施しました。

    日程:8月22日(火)、23日(水)愛媛大学工学部・理学部・農学部にて研究室体験

       8月24日(木)宇和島東高校化学実験室にてオンライン発表会

愛媛大学の先生・TAの皆さん指導のもと大学施設で2日間高度な実習を経験させていただきました。目に映るもの、手に触れるものすべてがハイレベルで科学的探究心を刺激されました。

 

 

 

 

【RSⅡ】君ならこのロボットどう使う?―ロボットアイデア甲子園―

2023年8月24日 08時19分

 8月21日(月)RSⅡでロボット技術に関するテーマを研究している2チーム、6名が「ロボットアイデア甲子園」愛媛会場(@愛媛大学)の見学ソリューションに参加し、アイデアシートの作成に挑戦しました。ロボット産業を取り巻く現状や今後の展望について講義を受けた後、最先端技術を駆使した産業ロボットの展示ブースに移動。なめらかな動きをするロボットハンドや、自走しながら異常を探索ができる省人化対策ロボット、果樹収穫ロボットシステムなど、日頃なかなか見ることのできない精巧なロボットに直に触れたり、操作させていただいたりして、今後の研究のヒントになる刺激をたくさんいただきました。見学後は、社会課題の解決につながるロボットアイデアについてシートを作成。1次審査通過を目指し各自がアイデアを練りました。

今回の経験を生かし、地域課題解決に向けた研究を深めていきます。3月の発表会に御期待ください!

令和5年度スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会に参加しました。

2023年8月18日 11時36分

8月9日、10日に神戸国際展示場で開催された令和5年度スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会に本校生徒3名が参加しました。発表ポスターのタイトルは「骨組みの本数を減らした高集光ビニールハウスの開発」で、南予地域のみかん産業を支えるビニールハウスの改良を目指したものです。惜しくも受賞には至らなかったものの、生徒は参加者に向けて堂々と発表を行えており、大変誇らしく感じました。全国の様々な参加校から得た情報を今後のSSH事業に生かして参ります。

 

 

泉小学校で科学実験教室を行いました

2023年8月8日 13時19分

8月7日(月)、本校物理部・化学部・地学部が合同で、鬼北町立泉小学校にて、科学実験出前講座を行いました。

『箱型カメラ制作』『錯覚体験』『スライム作り』『バスボール作り』『凝固点降下を利用したアイスつくり』の5ブースを出展しました。泉小学校の1年生から6年生までの児童が参加し、楽しみながら実験しました。高校生にとっても小学生と触れ合う貴重な経験となりました。

お世話いただいた泉公民館の皆様、ありがとうございました。

避難と復興のまちづくりを学ぶ東北研修③

2023年8月1日 09時11分

【7月27日(木)】気仙沼港、東日本大震災遺構・伝承館(旧気仙沼向洋高校)、杉の下地区、陸前高田市東日本大震災津波伝承館

気仙沼港を訪れ、大規模漁港の復興の様子や場所によって異なる津波防潮堤の構造について学びました。線路をバス専用路線へと転用したBRTについても実際の場所を訪れインフラ整備と暮らしの選択について葛藤する港町について考えました。その後、津波の大きな被害を受け、震災遺構として現在は伝承館となっている旧気仙沼向洋高校の震災遺構を訪れました。何気ない当たり前の日常が一瞬で消えてしまう津波の猛威を肌で感じるとともに、経験値や数値だけに頼らないその場に応じた判断について学びました。

 次に大規模なかさ上げによる多重防御でまちの復興を行っている陸前高田市を訪れました。山を切り崩して高台集団移転、かさ上げ区画整理事業を行ったまち全体の様子を見渡せる場所に行き、南予地域のまちと重ね合わせながらまちづくりの在り方について考えました。最後に陸前高田市防災対策本部を訪れ、住民からの聞き取りを重ねながら行政の立場から復興に取り組んでこられたお話を伺いました。避難やまちづくりで起きた様々な問題、日常からの地域のつながりの大切さについて学びました。

避難と復興のまちづくりを学ぶ東北研修④

2023年7月31日 17時31分

【7月28日(金)】平泉、南三陸町震災復興祈念公園(旧防災対策庁舎遺構等)

 最終日は世界遺産に登録されている平泉中尊寺とその周辺地域を訪れ歴史と文化遺産の保存、まちの形成プロセスについて学びました。荘厳な空気に包まれた境内を巡ると、あらゆる生命を尊び共に生きるという平泉の理念を反映させた「東北復興平泉宣言」など各所に復興に向けた取組もが見られました。

 最後に南三陸町震災復興祈念公園を訪れ、住民に避難を呼びかけ続けた旧防災対策庁舎の遺構を見学しました。隈研吾さんの設計の南三陸東日本大震災伝承館「南三陸311メモリアル」や東日本大震災津波伝承館「いわてTSUNAMIメモリアル」被災者の方々が語る当時の状況と重ね合わせながら想定を超える自然災害と避難、暮らしの抱える困難について考えました。

 

 集合や全体での整然とした動き、安全な暮らしにつながる意識等、学校生活の日常に命を守る行動があります。今回の学びを学校全体や市で紹介・提案を行っていきますので、是非、皆さんも日々の生活を振り返ってみてください。

 ご協力いただいた多くの方々、ありがとうございました。

避難と復興のまちづくりを学ぶ東北研修②

2023年7月31日 17時14分

【7月26日(水)】仙台市若林地区荒浜、女川町、旧大川小学校災害遺構、石巻市雄勝、石巻市北上町

 二日目はまず、仙台市平野付近の多重防御による復興のまちづくり学ぶため、基礎の遺構が残る荒浜を訪れました。その後、南予地域と同じくリアス海岸、狭い土地での行われている多様な復興のまちづくりを見るため三陸海岸に移動しました。住民の合意形成による復興の難しさ、大規模な津波防潮堤の実情などについて学びました。

 旧大川小学校災害遺構では当日の児童達の動きをたどりながら、災害発生時の行動・判断、複雑に絡まり合う避難の状況について向き合いました。北上町では浦々の高台集団移転がどのように進んでいったのか、住民の中心となって活動されたNPO法人ウィーアーワン北上の代表理事、佐藤尚美さんからお話を伺いました。被災者の合意形成の実態や残したい未来について考え、故郷の荒れ地に杜を再生する平地の杜の活動ついて教えていただきました。また、現地で杜の再生の様子を見学し、非可住地域となった土地の未来について考えました。

避難と復興のまちづくりを学ぶ東北研修①

2023年7月31日 17時04分

 7月25~28日の4日間、防災や事前復興について課題研究や委員会活動を行っている2年生4名が南海トラフ地震発生を想定したまちづくり(事前復興)について学ぶ研修に参加しました。愛媛大学教授、東京大学院生、南宇和高校の生徒5名の皆さんとともに、宮城、岩手の復興の様子について実際に目で見て、復興に携わる方々からお話を伺って学びを深めていくプログラムです。被災状況や復興の方法は地域や地区で大きく異なっています。現地で自分の目で見て、それぞれの立場・視点からの震災についてお話を伺える大変貴重な経験となりました。

【7月25日(火)】東京大学工学部社会基盤学科にて事前講義

 東京大学羽藤英二教授、院生2名による事前講義を受けました。東北での実地研修の前に復興のまちづくりをとらえる5つの視点、①地形の特徴と土地利用、②海との関係、③まちの拠点、④産業の再生、⑤まちの歴史について事例と合わせて講義していただきました。その後、明日以降、特に注目したいテーマについてそれぞれ発表し、視点の理由の共有を行いました。講義後は東京大学構内の各所に残る関東大震災の遺構について羽藤教授に案内していただきました。

 

 

【SSH】第3回全国バーチャル課題研究発表会

2023年7月22日 18時40分

 7月19日(水)3年3組、4組が全国バーチャル課題研究発表会に参加しました。Skypeを利用したオンラインで開催された本発表会は、生徒同士が質疑や助言を行うことによる研究のブラッシュアップを目的としています。19日は本校に加え、兵庫県立加古川東高等学校、兵庫県立姫路西高等学校、広島大附属中学校・高等学校、愛媛県立松山南高等学校の5校により計33本の発表が行われました。

 本校からは8チームが代表として発表。他校の生徒の皆さんから様々な質問、助言を行っていただきました。また、他校の課題の設定の仕方、アプローチの視点・方法など参考になる点が多々あり、宇東生も積極的に質問を行っていました。各種コンクールへの出品を間近に控えたこの時期に、自分たちの研究を見つめ直し、改善へのヒントをいただける充実した時間となりました。ありがとうございました!

【RS探究Ⅱ】公開授業「英語サイエンスディベート」

2023年7月19日 14時38分

7月18日(火)5限目に英語科、楠和仁教諭による3年4組理数科「RS探究Ⅱ」の公開授業が行われました。「The Japanese Government should ban production and sales of EV cars by 2035.」を論題とした英語サイエンスディベートです。前回、前々回に引き続き愛媛大学から9名の留学生が議論のサポート役として来校してくださいました。

肯定側、否定側がZoom Meetingでつながり、アカデミックディベートの手法に沿って、論理的に立論や質問、応答をしていきました。英語ディベートの難しさに加え、エネルギー問題、環境問題、世界経済など多角的な分析を必要とする論題の難しさもありましたが、調べてきたデータや留学生とのやりとりを踏まえ、生徒たちは議論を深めていきました。チームメイトや留学生と打ち解け、協力しながら議論を作っていくこの活動は将来、社会を牽引する科学技術人材として国際舞台での活躍を目指す生徒の皆さんにとってとても貴重な体験になりました。