R6_SSH事業活動報告

生物部科学研修会(牧野植物園・高知の歴史と文化)

2025年3月4日 08時05分

生物部では「宇和島市の固有種トキワバイカツツジの調査と保全」の研究を日々継続しています。3月2日(日)、かねてからの念願だった牧野植物園(高知市)を訪れることができました。たくさんの木々と草花、牧野富太郎氏の記念館や銅像、そして温室の中の美しい花々などとても興味深く園内を回りました。また、ちょうどこの日は南国土佐皿鉢祭が開催されており、活気ある日曜市の他、色とりどりの皿鉢料理を見ることもでき、高知県の様々な文化に触れることができました。さらに帰路の途中、隈研吾氏の雲の上ギャラリー(梼原市)にも立ち寄り、その美しい建築物にもとても興味を持ちました。1日を通して貴重な時間を過ごせたと思います。生物部は、これからも、自分たちの視野を広げる活動に取り組んでいきます。

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Science Day③

2025年2月19日 17時55分

  UWAJIMA  EAST  Science Day」は科学」をテーマとした英語によるコミュニケーションを通じて、国際的に活躍できる力を身に付けることを目指したプログラムで、2年生理数科・普通科理系を対象としています。今年度は11月、12月、2月の3回を通じて延べ44名の愛媛大学留学生の方々に来校いただきました。

 2月19日(木)、本年度最後となるScience Day③では、科学研究についての英語ポスターセッションや英語による生物、数学分野の探究的な活動に挑戦しました。午前中はこれまで行ってきた研究の成果をまとめ英語によるポスターセッションを行いました。地域課題の解決や改善を目指した研究内容に対し、留学生からは様々な質問をいただきました。苦戦しながらも、今までの学びを総動員して英語による質疑応答に懸命に取り組みました。
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午後からは生物は「ウニの受精卵」を素材とした観察実習、数学はパネルの敷き詰めを通じた「組合せ」に関する協働学習を行いました。留学生とコミュニケーションをとりながら、細胞分裂の観察結果から受精の時期を推測したり、パネルの組み合わせのパターンを検討したりしました。
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 留学生の皆様、3回のサイエンスデーを通じて、ジャッジやディベーターを務めていただいたり、英語によるコミュニケーションの場をたくさん提供いただいたりと、様々な面から御支援をいただき、ありがとうございました。英語力や科学的探究力にさらに磨きをかけ、国際性を高めていきます。

 3月11日(火)に開催される研究成果報告会では「国際性育成」に関する発表も行われます。YouTubeによるライブ配信もありますので是非、みなさまご覧ください!
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教科等横断型授業「地理歴史」×「英語」

2025年2月17日 11時12分

「地理歴史」と「英語」で教科等横断型授業が行われました。
今年ロサンゼルスでも火災が発生しましたが、海外のニュースからカナダで山火事が多い理由について考察するものでした。
もともと雷で山火事が起こることはあるが、近年の温暖化の影響で降雪量が少なくなり、くすぶっていた火種により火災がふたたび発生するようです。
授業をとおして、今後より良く生活するために必要なことを考えてみましょう。
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令和6年度西条高等学校SSH研究成果報告会への参加

2025年2月13日 18時27分

13日(火)、2年生理数科普通科の生徒4名が、令和6年度西条高等学校SSH研究成果報告会に参加してきました。本校生徒は、西条高等学校の研究発表を聴いたり、本校の代表として「垂直差し込み式剛体振り子の地震動に対する応答」というテーマでステージ発表をしたりしました。吊り照明の固定の仕方によって吊り照明の振動に対する応答が変わることや、振り子を用いて吊り照明の振動を抑えることができることを実験データを示して、論理的に説明していました。レゴブロックやプログラミングを用いて振動発生装置を考案したり、レゴブロックをうまく組み立て吊り天井を再現したり、課題解決のために創意工夫がたくさん見られました。また、質疑応答もしっかりと行い、西条高校の発表にもたくさん質問をしていました。

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1年生理数科・普通科「STREAM探究基礎」講座内発表会

2025年2月13日 17時08分

「昨日と同じ?」ではありません。
今日は1年生理数科・普通科の「STREAM探究基礎」講座内発表会です。
1年生は、後半から課題研究を始めました。
2年生でさらに研究を深めていってください。
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R5_SSH事業活動記録

避難と復興のまちづくりを学ぶ東北研修④

2023年7月31日 17時31分

【7月28日(金)】平泉、南三陸町震災復興祈念公園(旧防災対策庁舎遺構等)

 最終日は世界遺産に登録されている平泉中尊寺とその周辺地域を訪れ歴史と文化遺産の保存、まちの形成プロセスについて学びました。荘厳な空気に包まれた境内を巡ると、あらゆる生命を尊び共に生きるという平泉の理念を反映させた「東北復興平泉宣言」など各所に復興に向けた取組もが見られました。

 最後に南三陸町震災復興祈念公園を訪れ、住民に避難を呼びかけ続けた旧防災対策庁舎の遺構を見学しました。隈研吾さんの設計の南三陸東日本大震災伝承館「南三陸311メモリアル」や東日本大震災津波伝承館「いわてTSUNAMIメモリアル」被災者の方々が語る当時の状況と重ね合わせながら想定を超える自然災害と避難、暮らしの抱える困難について考えました。

 

 集合や全体での整然とした動き、安全な暮らしにつながる意識等、学校生活の日常に命を守る行動があります。今回の学びを学校全体や市で紹介・提案を行っていきますので、是非、皆さんも日々の生活を振り返ってみてください。

 ご協力いただいた多くの方々、ありがとうございました。

避難と復興のまちづくりを学ぶ東北研修②

2023年7月31日 17時14分

【7月26日(水)】仙台市若林地区荒浜、女川町、旧大川小学校災害遺構、石巻市雄勝、石巻市北上町

 二日目はまず、仙台市平野付近の多重防御による復興のまちづくり学ぶため、基礎の遺構が残る荒浜を訪れました。その後、南予地域と同じくリアス海岸、狭い土地での行われている多様な復興のまちづくりを見るため三陸海岸に移動しました。住民の合意形成による復興の難しさ、大規模な津波防潮堤の実情などについて学びました。

 旧大川小学校災害遺構では当日の児童達の動きをたどりながら、災害発生時の行動・判断、複雑に絡まり合う避難の状況について向き合いました。北上町では浦々の高台集団移転がどのように進んでいったのか、住民の中心となって活動されたNPO法人ウィーアーワン北上の代表理事、佐藤尚美さんからお話を伺いました。被災者の合意形成の実態や残したい未来について考え、故郷の荒れ地に杜を再生する平地の杜の活動ついて教えていただきました。また、現地で杜の再生の様子を見学し、非可住地域となった土地の未来について考えました。

避難と復興のまちづくりを学ぶ東北研修①

2023年7月31日 17時04分

 7月25~28日の4日間、防災や事前復興について課題研究や委員会活動を行っている2年生4名が南海トラフ地震発生を想定したまちづくり(事前復興)について学ぶ研修に参加しました。愛媛大学教授、東京大学院生、南宇和高校の生徒5名の皆さんとともに、宮城、岩手の復興の様子について実際に目で見て、復興に携わる方々からお話を伺って学びを深めていくプログラムです。被災状況や復興の方法は地域や地区で大きく異なっています。現地で自分の目で見て、それぞれの立場・視点からの震災についてお話を伺える大変貴重な経験となりました。

【7月25日(火)】東京大学工学部社会基盤学科にて事前講義

 東京大学羽藤英二教授、院生2名による事前講義を受けました。東北での実地研修の前に復興のまちづくりをとらえる5つの視点、①地形の特徴と土地利用、②海との関係、③まちの拠点、④産業の再生、⑤まちの歴史について事例と合わせて講義していただきました。その後、明日以降、特に注目したいテーマについてそれぞれ発表し、視点の理由の共有を行いました。講義後は東京大学構内の各所に残る関東大震災の遺構について羽藤教授に案内していただきました。

 

 

【SSH】第3回全国バーチャル課題研究発表会

2023年7月22日 18時40分

 7月19日(水)3年3組、4組が全国バーチャル課題研究発表会に参加しました。Skypeを利用したオンラインで開催された本発表会は、生徒同士が質疑や助言を行うことによる研究のブラッシュアップを目的としています。19日は本校に加え、兵庫県立加古川東高等学校、兵庫県立姫路西高等学校、広島大附属中学校・高等学校、愛媛県立松山南高等学校の5校により計33本の発表が行われました。

 本校からは8チームが代表として発表。他校の生徒の皆さんから様々な質問、助言を行っていただきました。また、他校の課題の設定の仕方、アプローチの視点・方法など参考になる点が多々あり、宇東生も積極的に質問を行っていました。各種コンクールへの出品を間近に控えたこの時期に、自分たちの研究を見つめ直し、改善へのヒントをいただける充実した時間となりました。ありがとうございました!

【RS探究Ⅱ】公開授業「英語サイエンスディベート」

2023年7月19日 14時38分

7月18日(火)5限目に英語科、楠和仁教諭による3年4組理数科「RS探究Ⅱ」の公開授業が行われました。「The Japanese Government should ban production and sales of EV cars by 2035.」を論題とした英語サイエンスディベートです。前回、前々回に引き続き愛媛大学から9名の留学生が議論のサポート役として来校してくださいました。

肯定側、否定側がZoom Meetingでつながり、アカデミックディベートの手法に沿って、論理的に立論や質問、応答をしていきました。英語ディベートの難しさに加え、エネルギー問題、環境問題、世界経済など多角的な分析を必要とする論題の難しさもありましたが、調べてきたデータや留学生とのやりとりを踏まえ、生徒たちは議論を深めていきました。チームメイトや留学生と打ち解け、協力しながら議論を作っていくこの活動は将来、社会を牽引する科学技術人材として国際舞台での活躍を目指す生徒の皆さんにとってとても貴重な体験になりました。