STREAM探究基礎・地域探究オリエンテーション
2025年4月21日 07時40分4月17日⑤⑥限目、1年生対象にSTREAM探究基礎と地域探究のオリエンテーションを行いました。先輩の課題研究発表を聞き、刺激を受けたようです。1年後、先輩のような発表ができるように、普段の生活から色んな課題に目を向けていきましょう。
4月17日⑤⑥限目、1年生対象にSTREAM探究基礎と地域探究のオリエンテーションを行いました。先輩の課題研究発表を聞き、刺激を受けたようです。1年後、先輩のような発表ができるように、普段の生活から色んな課題に目を向けていきましょう。
3月14日(金)6限目2年理数科クラスで「数学×HR」教科等横断型授業が行われました。数学科井上栄治先生からまず、確率論の問題としてモンティホール問題が提示され、人生の様々な場面で起きる「選択」についてグループディスカッションを行いました。
その後、ALTのKomatsu Aimee Mieko先生から英語による対話で導き出す「選択」の問題が出題されました。示された条件から消去法で思考していくことに苦戦しながらも、選択の根拠をグループの中で話し合っていきました。
HRのまとめとして、「幸運の確率」について今後の自分の進路選択を見据えながら考えました。進路実現に向けた真摯な取組について、井上先生から進学課長として日々目にしてきた3年生の様子について紹介いただき、1年後、そしてその先の未来を見据え、「今日から」何を選択し、どう切り拓いていくのかそれぞれが思いを新たにしました。
3年生理数科・普通科理系の生徒による研究が本年度の日本学生科学賞愛媛県知事賞を受賞しました。研究テーマは「段ボール上部の形状の変化に伴う避難所での防音効果」。非常事態の中にあっても、避難所でのプライバシーの保護など暮らしの質を少しでも高めたい、という思いで取り組んだ研究です。
受賞については新聞やネットニュースなどに多く取り上げていただきました。それに目をとめていただいたことをきっかけに、今回、清水建設株式会社の方が本校を訪れてくださいました。
令和7年3月12日(水)本校を訪問してくださったのは清水建設株式会社技術研究所都市空間技術センター音環境グループでグループ長をされている石塚崇さんです。
まずは本研究に取り組んだ3年生がプレゼンテーションを行った後、研究を引き継ぐ1年生が先輩に質問を投げかけました。防音効果を狙って、段ボールの壁の上に実験で導き出した条件を満たすT字型の加工を施すという提案について、石塚さんからの助言の下、質疑応答が行われていきました。社会実装されている建築物を手がけてこられた音環境のプロからいただく助言には、3年生にとってはもちろん、これから研究を引き継ぎ、発展させていく1年生にとって貴重なヒントがたくさん詰まっていました。
今後も引き続き清水建設株式会社様からの助言をいただきながら、研究を進めていきたいと思います。遠方よりお越しいただいた石塚様、オンラインでご参加いただいた野竹宏彰様、ありがとうございました。
令和7年3月9日(日)に開催された「うわじま防災シンポジウム」(@パフィオ宇和島)で2年生文系の生徒5名が発表を行いました。宇和島南中等教育学校の生徒の皆さんとも協力しながら、市長をはじめ消防や自衛隊、自主防災組織、NPO法人など防災に関係する諸機関の代表者の方々、また市民の皆様に向けて発信しました。
発表では、東北研修の学びを6校合同避難訓練に生かす研究や、観光と事前復興を組み合わせた地域活性化プランの提案を行いました。
生徒達は全国の高校生が参加する防災学習グループ「防災地理部」の活動に参加し、課題研究の内容を防災に関連付けながら2年間、研究を進めてきました。御指導・御助言いただいた東京大学復興デザイン研究体や愛媛大学防災情報研究センターの教授や大学院生の皆さん本当にありがとうございました。
シンポジウム当日は「防災地理部」顧問でもあり、宇和島市事前復興計画策定委員会の委員長でもある東京大学教授、羽藤英二先生からも発表内容や日々の活動について講評をいただきました。
また、発表の様子はNHK「ひめぽん」(3月11日放送)でも取り上げていただき多くの方々から御助言や励ましの言葉をいただきました。今後も1年生と協力しながら、「事前復興」の学びを学校の「文化」「伝統」にしていきます。
3月12日(水)、1年生商業科、2年生7組生徒が、「未来の商業人育成講演会」を受講しました。
株式会社フジから、販売企画・マーケティング部の矢野様、岡田様をお招きし、小売店における商品配置の工夫や多様化した顧客の購買意欲を喚起する工夫について学び、その後班に分かれて商品を購入していただくために商品の配置やキャッチコピーなど考えるワークショップを行いました。AIを利用した販売促進など、商品販売における工夫を知ることができました。今後の商品開発や地域課題の解決などの探究活動に生かしましょう。
3月11日(火)、本校体育館・恵美須町商店街・JR宇和島駅にて、令和6年度SSH研究成果報告会が開催されました。第1部のステージ発表では、SSH取組紹介として、関西研修、国際性育成、STREAM探究基礎、地域探究、2年生商業科課題研究、グローカル探究Iの発表が行われました。第2部のポスターセッションでは、本校の体育館・武道場・卓球場と、JR宇和島駅・恵美須町商店街に分かれて発表を行いました。同じ愛媛県のSSH指定校である松山南高校と西条高校のポスター発表も同時に行われました。恵美須町商店街でのポスターセッションは3年前から始まり4回目の取組でしたが、地域の方々にも御理解・御協力をいただき、素晴らしい発表の機会となりました。関係者の皆様、大変ありがとうございました。第3部のステージ発表では、STREAM探究Iの3つの代表班が研究の成果を発表しました。本校SSHは、12年目を終えようとしています。昨年度から SSH第Ⅲ期となり、「宇東STREAM」をテーマに地域に根付いた科学的な探究を行ってきました。疑問を抱くことを大切に、これからもさらに企画力・行動力を磨いていきます。さまざまな人との出会い、仲間との協力、そして研究ができることへの感謝の気持ちを大切にして、今後の研究も頑張っていきたいと思います。今年度のSSH事業に関わっていただいた皆様、大変ありがとうございました。今後とも、宇和島東高校SSH事業をよろしくお願いいたします。
※研究成果報告会の動画(当日、YouTubeライブ配信した動画)は、こちらで見ることができます。
スーパーサイエンスハイスクール運営指導委員の方をお招きし、2年生理数科・普通科理系の課題研究中間発表会を行いました。
先輩の研究を引き継ぎ発展させていこうとする班、新しい課題に取り組む班などさまざまでした。
委員の方や他の班の生徒から質問を受け、今後違った角度から自分たちの研究を見つめ、取組に生かすことができると思います。
3月の発表会まで研究を続けていきます。
10月26日(木)教科SS「STREAM探究基礎」の授業で1年普通科理数科を対象に出張講義が行われました。愛媛県農林水産研究所果樹研究センターみかん研究所から藤原文孝さん、水産研究センターからは谷川貴之さんにお越しいただきご講義いただきました。
藤原さんからは愛媛みかんの現状とみかん研究所の取り組みについて、現在研究されている柑橘の画像なども示していただきながら具体的な事例や課題を交えてお話しくださいました。また谷川さんからは県下全海域の漁場環境の監視や宇和海の水産資源の評価、養殖業を中心とした水産業の振興に貢献する研究所の取り組みについてお話しいただきました。
南予の自然の恵みであるおいしい柑橘、魚は私たちの日常の暮らしに当たり前にあるものだけに、その裏側にある生産者の方々や研究所の方々のたゆまぬ努力や科学的研究・調査の緻密さを知り、あらためてその素晴らしさや魅力を実感しました。
今日の学びを生かし、地域課題解決をめざす課題研究の実践に向けて、地域の暮らしとその課題、科学的検証とその方法について挑戦と失敗を繰り返しながら粘り強く取り組みます!
10月14日(土)、2年藥師神直人さんがロボットアイデア甲子園2023四国地区発表会(@国立研究開発法人産業技術総合研究所)に出場しました。8月にかけて四県で開催された見学会では100名を超えるエントリーがある中、アイデアシートについて高い評価を受けた8名の一人として選抜され、全国大会出場を目指しアイデアを披露しました。藥師神さんが提案したのは「高所窓清掃ロボット」のアイデアです。大豊産業株式会社が開発した双腕協働型ロボットをベースに、危険を伴う高所での清掃、メンテナンスを可能にする仕組みや商品化の見通しについて、研究者や企業関係者を前にプレゼンテーションを行いました。
また、研究所の最先端機器や企業が開発した水害対応車両などの見学もさせていただきました。全国大会への出場はなりませんでしたが、入賞作品として表彰していただきました。今回の経験を生かして社会課題解決につながるロボットや工業機械について研究を進めていきます。ご期待ください!
この出張講義は、SSH事業の中の国際性育成事業のひとつで、10月16日(月)の6・7限目の2時間を使って、世界の自然災害についての御講義をいただきました。本校理数科の3年生が、Netra Prakash Bhandary 先生(愛媛大学社会共創学部教授)による災害を身近に感じられる講義とグループワーク、そして英語によるディスカッションに参加しました。ネトラ先生の御講義は、先生の御経験を踏まえ、分かりやすい英語で話されており、とても説得力がありました。また、各班でテーマを選んで実施したグループディスカッションもとても充実していて印象に残りました。今回の出張講義は、宇和島から世界へと目を向け、生徒たちの視野を広げていける、とても良い機会となりました。
2年生理数科・理系のRSⅡです。
中間発表会まであと2週間、実験でデータを集める班、プレゼンテーション資料を作成する班など、懸命に取り組んでいました。